日野市総合防災訓練が実施され、S&D多摩ホールディングスが参加しました
2023.10.31
10月21日(土)に日野市立第四小学校(日野市石田430)で日野市の総合防災訓練が開催されました。日野市で防災訓練が実施されるのは4年ぶりです。S&D多摩ホールディングス(以下HD)は給電車のデモで同訓練に参加しました。実施会場の日野第四小学校は多摩川から直線距離で200メートルほどの場所にあり、ハザードマップで浸水地域に指定されています。
訓練に先立っての主催者挨拶では「我々(万願寺、石田地区)の災害時避難は台風の時と震災の時で全く対応が違う」「台風避難時はここ第四小学校に逃げても洪水で助からない。その時は隣の地区に頭を下げて、第五小学校に避難させてもらうことになる」とのこと。遊びではない臨場感ある訓話で訓練が始まりました。自治会の方のご挨拶では「ペット防災」の重要性が説かれました。日本でペットを飼っている世帯は約3割で特に高齢者世帯の比率が高いとのこと。避難所には犬猫にアレルギーを持っている人も多く集まるため、ペットを連れての避難はお断りというところも多いとのこと。高齢者はペットを見殺しにするくらいなら「私はペットと一緒に死ぬ」と言って、避難をせず死を選ぶ方が少なからずいるとのこと。我々S&D多摩グループでもペットを飼う人が多くいます。ペット防災は今後の大きな課題です。
会場ではHDは給電車両を持ち込み、地元の市民皆様にデモを行いました。大坪日野市長も視察に訪れて、給電車両のデモをご覧になられました。会場ではその他、東京電力によるドローンコーナーが人気で、縦横5メートルほどの区画の中でドローンの操縦ができるようになっていました。東京電力は電線の架線や点検でドローンを使うそうです。大坪市長も楽しそうにドローンを操縦されていました。訓練の締めは東京消防庁による放水訓練。一斉に空高く放水が行われて訓練は終了しました。自衛隊炊き出しのアルファ米をお土産にして、参加した市民の皆様は帰路につかれました。
いつ起こるか分からない災害。S&D多摩グループは多摩地域の皆様の安全をモビリティの視点から支えて参ります。様々な防災訓練で引き続き啓蒙活動を展開して参りますのでご期待ください。
問合せ:S&D多摩ホールディングス株式会社
コミュニケーションPJ TEL:042‐848‐6017